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- 好きな事があり過ぎてどうしたらいいか分からない
- 仕事、人生、キャリアパスで悩んでいる
子供だったころ「将来、何になりたい?」と聞かれた時に皆さんはなんて答えていましたか?
学生になった「将来はどんな仕事に就きたいか?」に変わり、将来の事をなんとなく考えるようになります。
大人になって「数年後どうなっていたいか。キャリアパスはどうしたいか」に質問が変わります。
自分はこの手の質問の答えが見つけられないでいます。
もくじ
1つのことを続けられない自分はダメな人間…
僕は昔から学ぶことが大好きでした。新しいことを知るのはとても刺激的で、ワクワクしました。小さい頃から本を読むのも大好きで様々な学習書籍を読んでいまいました。夢や、やりたい職業もいろいろありました。
- ゲームクリエイター
- ポケモンカードのイラストレーター
- お笑い芸人
- スポーツトレーナー
- 特殊メイクアップアーティスト
- デザイナー
- ラグビー関係の仕事
経験した職種もあれば、夢のまま心の内側にしまったこともあります。熱を持って新しいことに取り組むのだけれども、急に全く違う分野に関心を持って学びはじめてしまう自分がいました。
いままで色々な職種、業種を経験してきました。長い期間在籍したものもあれば、本当に短期間だけ在籍したこともありました。1つのことを続けられていない自分がいて日々、悶々と悩んでいました。
友人「お前ってモラトリアム人間じゃない?」の1ことで更に悩む
そんな時に友達から「お前ってモラトリアム人間の特性に近いよな?」と何気ない一言を言われました。初めて聞いた言葉で、調べてみると。
いつまでも自己形成の状態にあって、大人社会に同化できないでいる人間。
ちょっと難しいので、もうちょっと調べると、下記のような特徴があるようです。
- 定職に就けない。就けてもすぐにやめてしまう
- 他人、集団、社会との親密な関わりを避ける
- あれもこれも、やりたがる。1つに決められない
- 目的意識なく、無気力になりがち
確かに自分でも、そして友人から見ても思いあたる所が多々ありました。
自分は社会に同化できないのか。自分って本当は何がしたいんだろう…キャリアは…人生は…そんな自分について更に悩む日々が続いていました。
もう少し自分と照らし合わせてみよう
モラトリアム人間の特徴に自分は近いと思っていましたが、どうも自分の思い、気持ちとはマッチしていない箇所もあったのです。
定職に就けない。就けてもすぐにやめてしまう。
これは転職回数・仕事の経験が多いと確かにそう思われてしまうかも知れません。
定職には就いて最初は張り切ってやるのだけれども…やりたい!学びたい!挑戦したいというポジティブな理由で、
異なるジャンルに飛び込んで行ってしまう自分がいました。
他人、集団、社会との親密な関わりを避ける
これは表現の仕方だと思うのですが、1つの場所にとらわれることなく、自分がお力添えできるのであれば、色んな場所で活動したいと言った思いが強いようです。
あれもこれも、やりたがる。1つに決められない
趣味と言うわけではないのですが、あれも、これも、やりたい、学びたい、携わりたいといった気持ちが強いのは確か。
目的意識なく、無気力になりがち
これは、あまりないです。むしろ興味関心を持ったことにしかエネルギーをぶつけられないタイプ。
そんな時に偶然知った「マルチポテンシャライト」という言葉
そんな時に、ほんとうにたまたま知ったのが「マルチポテンシャライト」と言う属性で、TEDで動画が出ていて視聴したのですが、100%自分に当てはまっていたんです。本当に自分の思い、気持ち、能力、スキルと合致していたんです。
マルチポテンシャライトの特性
動画の中でも紹介されているのですが、マルチポテンシャライトには下記のような特性があります。
- 様々なことに興味関心があり過ぎる
- そして興味関心を持っている分野が特定の分野じゃない、無関係な分野である
- 臆せず飛び込んでいき夢中になる。そしてスキルもある程度付く
- そしてまた異なる分野に興味を持ってしまう
お金も、時間も、情熱、エネルギーもつぎ込んでいるのに、それ1本でやっていこうとしない、1つのことをやり通せないといった特徴があります。
動画では「飽きる」って表現されていますが、飽きている訳ではなくて、それよりも新しい分野へ突き動かされる感覚なんです。
自分は興味のもった分野はしっかり学びますし、きちんと理解できたことを確認する1つの手段として資格も取得したりもします。
WEB、色彩、知的財産、アロマテラピー、トレーナー資格2種ほど持っています(^_^;)
マルチポテンシャライトの強み
そんなマルチポテンシャライトには、スペシャリスト(徹底的にその分野を極めている、極めて行く人)とは違った強みがあります。
アイデアを統合
2つ以上の分野を経験しているため、異なった分野の物事を統合して新しものを作ることに長けているし、それ自体が好きといった強みがあります。前の分野での経験やスキルを新しい分野で活用できるのもマルチポテンシャライトの強みです。自分が興味を持って、学習してきたこととは全く違分野に行っても今までの時間の無駄になることはめったになく、違った分野で応用できることもあります。
迅速な学習力
常に全く未経験の分野、新しいことへ取り組むので初心者でいることに慣れているし、初心者の気持ちも分かります。しかし0から物事を始めることはなく前の経験や、今まで自分が持っていた興味関心が役に立つこともあります。限られた時間の中で効率的に物事を学んでいきます。会社の新規事業、プロジェクトなどでも全く新しいことを始める際にもマルチポテンシャライトは物怖じしません。
適応力
居心地のいい場所から飛び出すことにも慣れています。どんな場で合わせられる、役割を変えられるためチームで何かを行う場合には縁の下の力持ち的な役割になることが多いです。しかし過去に経験・学習してきたことはある程度のスキルがあるためその分野で前線では戦えなくとも、スペシャリストをサポートするような動きもできます。
これからの未来をつくる最強の組み合わせは…
多くのことに興味を持ち創造を追求する「マルチポテンシャライト」
1つのことを徹底的に突き詰めていく「スペシャリスト」
動画にもありましたが、どっちがいい、どちらが悪いということはなく、この2つのタイプの人間がタッグやチームを組んでプロジェクトを進行していく事が、これからの未来を作っていけるのかなと思っています。
何も1つに決める必要はない。人生やり残しなく人生を終えようと。
一昔前ならば、いい大学に入って、いい会社に入れば、一生安泰という時代でした。でも今は数年後、数ヶ月後、数日後どうなっているかなんて分からない時代です。
「将来どうなっていたいか」「キャリアパスはどうしたいか」「10年後どんな生活を送っていると思うか」なんて僕には分からないです。
もちろん計画を立てて、進める方もいると思いますし、それは素晴らしいことだと思います。でも僕にはそれが多分できないし、わからないし、自分に合っていないのです。
もし人生が数回あったなら「今はデザイナーとして頑張っているけど、トレーナーもやりたいからそれは来世目指そう」とか出来るんだと思います。
でも人生はどうがんばっても一度切り。死ぬ時に後悔すること「自分のやりたいことをやらなかったこと」がなくなるよう、多くの事を経験・学習して世の中にアウトプットしていけたらと思います。
マルチポテンシャライトのコミュニティ立ち上げました!
日本ではまだまだ認知されていないし、珍しい働き方、生き方だと思っています。周りにそんな人がいないから相談もしにくし、価値観が違うからそもそも分かってくれない。そんな孤独になりがちなマルチポテンシャライトのためのオンラインコミュニティを作りました!
人数限定ですが、よかったら是非ご参加ください^^